がん検診

現在、わが国のがんによる死亡者数は年間30万人を超え、がんが死亡原因の第1位を占めるようになってから約30年が経過しています。
がん検診の目的は、がんを無症状のうちに早期発見し、適切な治療を行うことでがんによる死亡を減少させることです。
自覚症状がない時に、がん検診を受ける習慣が大切です。

胃がん検診

男女ともに、40歳以上の方は年に1回、胃がん検診を受けましょう。

効果がある検診方法

胃X線検査（造影剤のバリウムと胃を膨らませる発泡剤を飲み、胃の中の粘膜を観察する検査です。胃がんを見つけることが目的ですが、良性の病気である潰瘍やポリープも発見されます。）

その他の検診方法

ペプシノーゲン検査、ヘリコバクターピロリ抗体検査

大腸がん検診

男女ともに、40歳以上の方は年に1回、大腸がん検診を受けましょう。

効果がある検診方法

便潜血反応検査（がんやポリープなどの大腸疾患があると、大腸内に出血することがあります。この検査は検便によりその血液を検出する検査です。）

肺がん検診

男女ともに、40歳以上の方は年に1回、肺がん検診を受けましょう。

効果がある検診方法

胸部X線検査と必要な方に喀痰細胞診（胸部X線検査では、肺全体のX線撮影をします。タバコを長い期間多く吸っている方や血痰のあったかたは喀痰細胞診も行います。
この検査は、痰を採取し気管支等から混じり出るがん細胞の有無を顕微鏡で調べるものです。）

子宮がん検診

20歳を過ぎたら、2年に1回、子宮がん検診を受けましょう。

効果がある検診方法

細胞診（婦人科の医師によって、子宮頸部の粘膜を採取し、がん細胞の有無やがん細胞の種類を調べる検査です。）

乳がん検診

40歳以上の女性は、2年に1回、乳がん検診を受けましょう。

効果がある検診方法

マンモグラフィ（マンモグラフィとは、乳房X線撮影のことです。
この検査は、小さな、特に石灰化のある乳がんの発見に適しています。）

その他の検査

視触診、乳房超音波検査

前立腺がん検診

50歳以上の男性は、毎年前立腺がん検診を受けましょう。

効果がある検診方法

前立腺特異抗原（PSA）検査（血液中のPSAの値を測定します。PSAは前立腺がんになると血液中に増加する物質であるため、PSA値が高いほど前立腺がんが疑われます。）

郵送検診

郵送検診の種類について

※諸事情により子宮頸がん検査（自己擦過法）は2024年3月31日受付分をもちまして終了しました。

• 大腸がん検査（便潜血反応検査）
• 肺がん検査（喀痰細胞診検査）

お申し込みについて

郵便、電話、FAX、Eメールにて受付しております。
お申し込み後、佐川急便で検診器具をお届けします。
器具お受け取り時に「現金」またはクレジットカードにて代金をお支払いください。
「個人情報の取り扱いに関するお願い」に同意の上、お申し込みください。

http://www.e-collect.jp

検査料金

項目	検査料金		検査内容
大腸がん検査	1回法	1,750円（税込）	便潜血反応検査
	2回法	2,830円（税込）
肺がん検査		3,000円（税込）	喀痰細胞診検査

佐川急便代行引取サービス（eコレクト）をご利用の場合は、上記検査料金とは別に440円（税込）必要となります。

名古屋市が実施するワンコインがん検診

※クーポン対象の方は自己負担金は不要です。